当ブログでは、患者さんのお困りの症状から、どのような病気が考えられるかについての情報発信を行っていきます。

初回は咳についてお話しいたします。

咳（せき）の分類

・急性の咳

・遷延性の咳、慢性の咳

なかなか咳が治まらないという症状で来院される方は沢山おられます。

咳が続いて眠れないとしんどいですね。

咳の原因は沢山あり、時間経過をみたり、薬を使ってみてその効果を見ることで診断が分かることも多くあります。

ここでは咳の原因や、考えるべき病気、それぞれの疾患にあった治療についてお話したいと思います。

咳が出始めて３週間以内を急性の咳、３週間以上の場合を遷延性の咳、8週以上のものを慢性の咳と呼びます。

この分類によって、考える病気や検査が全く異なります。

発症3週以内の急性の咳の場合、感染・感染後の症状によることがほとんどですが、喘息の症状であったり、中には肺癌による咳、ということもあり、患者様によっておすすめする検査などが異なってきます。

次の記事で、それぞれの分類ごとに考えるべき病気や検査、治療についてお話ししていきます。

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